ビジネス会計人クラブは、会計人を中心とした専門家のための知識習得と研鑽を目的とした任意団体です。

－平成28年度税制改正案対応－
Ｑ＆Ａ知っておきたい中小企業経営者と税制改正の実務
～法人・個人税務の落とし穴と対応～

平成28年度税制改正では、法人税制における実効税率29.97%への引き下げに伴う課税ベース拡大措置として、建物附属設備、及び構築物の償却方法を定額法への一本化、欠損金の繰越控除制度の見直し、及び租税特別措置法の縮小・廃止等が規定され大きな注目を集めています。また、個人税制における役員報酬として付与された譲渡制限付株式（いわゆるリストリクテッド・ストック）の損金算入措置の導入、金融証券税制の見直し及び空き家に係る譲渡所得の特別控除の特例の創設等、消費税における軽減税率制度の導入及び高額資産を取得した場合の消費税の中小企業者に対する特別措置の見直し等、失念できない改正が目白押しとなっています。
そこで今回は、税理士法人右山事務所 代表社員の税理士 宮森俊樹氏より、これらの改正事項について改正前及び改正後の内容を図解により提示しながら、その実務上の対応や誤りやすい落とし穴について解説していただきます。
多数の参加をお待ち申し上げております。

講師プロフィール

宮森　俊樹氏 （税理士）

平成8年税理士登録、 東京税理士会会員講師、東京税理士会会員相談室運営委員、
日本税務会計学会税法部門副学会長、税務会計研究学会委員、日本租税理論学会
委員

【主な著書】
･ 減価償却の否認と税務調査（大蔵財務協会）
･ 減価償却の税務調査対策（大蔵財務協会）
･ 相続時精算課税制度の徹底活用法（大蔵財務協会）
･ 〔改訂版〕 計算書類作成のポイント（新日本法規）
･ Q&A知っておきたい中小企業経営者と税制改正の実務（大蔵財務協会）
･ 減価償却・リースの税務詳解（中央経済社）